活動記録

【次世代エリート育成プロジェクト】第3期生セレクション『THE SHOWCASE』レポート

【次世代エリート育成プロジェクト】第3期生セレクション『THE SHOWCASE』レポート

全国から44名の挑戦者が新横浜に集結

2025年10月24・25日、新横浜アイスアリーナに全国各地から44名の小学生選手たちが集いました。開催されたのは、一般社団法人Link×スマイルプロジェクトが共同で実施する「次世代エリート育成プロジェクト」第3期生の選抜セレクション。北海道から沖縄まで、アイスホッケーへの情熱を胸に、子どもたちが来年度の育成キャンプに参加する権利をかけて氷上での戦いに臨みました。

202510新横セレクション

このプロジェクトは、ソチ・平昌・北京とオリンピック3大会連続でキャプテンを務められた大澤ちほさんと共催で、未来の日本代表キャプテンや海外のトップレベルで活躍する選手の輩出を目指す次世代育成プログラムです。

今回の対象は主に小学5・6年生。来年度1年間を通じて4回ほど実施される育成キャンプに進めるのは、わずか12名という狭き門です。そのうち1名は前年度からの継続選手で、残る11枠をめぐって熱い競争が繰り広げられました。さらに数名はスカウティングによって選ばれる予定もあり、実質的には8名程度という厳しい選考です。会場には、緊張感と期待が入り混じった空気が漂っていました。

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【1日目】フィジカルチェックと氷上トレーニング

初日は陸上でのフィジカルチェックも予定されていましたが、天候の影響により屋内での両足跳び測定のみを実施しました。それでも選手たちは気持ちを切り替え、午後からは氷上トレーニングに集中しました。

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年代別に分かれての氷上セッションでは、選手たちが真剣な表情でスキルを磨き合う姿が印象的でした。初めて顔を合わせる仲間たちとの練習に戸惑いながらも、一つひとつのプレーに真摯に取り組む姿勢が見られました。

トレーニングを指導したのは、元スマイルジャパンのキャプテン 大澤ちほコーチ、人見峻コーチ。選手たちは、トップレベルの経験を持つコーチ陣からの直接指導を受けながら、自分のプレーを見つめ直していきました。

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【2日目】実戦形式での最終選考

2日目は実戦形式の練習試合が行われました。年代ごとにチームを赤白に分け、30分ほどの試合を重ねながら選考が進みました。

石賀涼平代表、大澤ちほコーチ、人見峻コーチらが厳しい視線を送る中、選手たちは一挙手一投足に全力を注ぎます。自信に満ちたプレーを見せる選手、不安を抱えながらも精一杯滑る選手。それぞれが「今できる最高の自分」を氷上で表現しようと懸命でした。

選手たちの表情からは、緊張感だけでなく、新しい仲間と一緒にプレーする楽しさも感じられました。初めて出会う選手たちと協力しながら挑む姿勢は、このプロジェクトが大切にする「リーダーシップ」や「チームワーク」の第一歩とも言えるものでした。

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このセレクションのトップパートナーとして、BNI JAPANがプロジェクトを支えています。当日は現地を訪れ、選手たちの成長と挑戦を間近で見守りました。

「初めて出会う仲間たちと協力しながら挑む姿が、本当に印象的でした。そこには”関係構築”の第一歩があり、うまくいかなくても前を向く”前向きな姿勢”、そして何より”生涯学習”の精神が感じられました」

選ばれるのは限られた人数ですが、どの選手もこの経験を通じて確実に一歩前進しています。選ばれた選手たちはこれから1年間、全国から集まる仲間たちと切磋琢磨しながらチームとしての絆を育み、自らの可能性を広げていくことでしょう。

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すべての挑戦者へ

一方で、今回惜しくも選ばれなかった選手たちにも、大きな価値が残ります。セレクションという舞台に立ち、自分と向き合い、全力で挑戦した経験。それは、結果に関わらず一生の財産となるはずです。

「選ばれなかったことを”終わり”ではなく、”次への一歩”として受け止めてほしい。アイスホッケーを通じて、立派な大人へと成長していってほしい」

氷上に響いたスケートの音、仲間を励ます声、そして小さなガッツポーズ。そのすべてが、選手たちの努力と希望の証でした。

ここからまた新たな一年が始まります。選ばれた選手も、そうでない選手も、次の一歩を信じて。この日、氷の上で見せた一瞬の輝きが、きっと未来を照らす光になることでしょう。

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